「社会実践実習II」科目では、心理学科の教育にご協力いただいている兵庫近隣の企業と連携し、心理学の知識を実務に応用する実用的な教育を行っています。今回は兵庫県で最大規模の銀行店舗を展開している株式会社みなと銀行様で実習をさせていただきました。
今回は鳴尾・武庫川女子大前駅すぐの鳴尾支店に隣接してみなと銀行が運営している「Mカフェ鳴尾店」で実習を行いました。Mカフェは、兵庫県内就職を目指す学生に向けて県内企業と大学生が交流するためのスペースとしてみなと銀行が運営しており、鳴尾・武庫川女子大前駅と学園都市駅に設置されています。
今回の実習では、金融業界やみなと銀行についての概要のご説明、また金融リテラシーについての実際の銀行員の方々によるご説明に加えて、このMカフェを活用するための方法を考えるワークショップを開催していただきました。地方銀行としてのみなと銀行の使命と経営理念を学んだうえで、学生の視点でMカフェを活性化するための計画を話し合いました。
就職活動全般や企業にとっての地域貢献の意義などについて質問できる対話の機会も設けていただき、働くことについて地域経済の観点から改めて深く考えることができる機会になったのではないかと思います。

