ー社会実践実習Ⅰの現場レポートvol. 11ー
この「社会実践実習Ⅰ」では、学生たちが主体となり、企画立案・タイムマネジメント・予算管理などのプロジェクトに関わる全般的なマネジメント業務を経験しています。プロジェクトマネジメントは、計画実行するだけでなく、「振り返り」や「改善」を通じてプロジェクトをよりよいものにしていくことも重要な要素の一つです。この振り返りの方法にもプロジェクトマネジメントの知識を活用していきます。
6月のオープンキャンパスを受けて、今日の授業ではその振り返りを行いました。振り返りには、KPT (Keep・Problem・Try) フレームワークを使うことを学びました。
このフレームワークは、自分たちの取り組みを、3つの観点に分けて整理します。
・Keep (達成でき、よかったこと、今後も維持すること)
・Problem (問題点) 、
・Try(今後するべきこと、新たに挑戦すること)
この手法を使うことで、問題点ばかりを挙げる「反省」にとどまらず、経験を建設的に次へと活かしていく視点を養うことができます。学生たちは、自分の言葉で成果や課題を整理しながら、学びを深めていきました。
学生たちの取り組みに対して、科目担当の菅谷先生からも、当日の努力を高く評価する肯定的なコメントをいただきました。「一人ひとりの努力をしっかり見てくれている」と学生たちが実感できたことは、今後の自信やモチベーションにもつながるでしょう。また、自身が「リーダー」や「マネージャー」という立場になったときに、周囲にどのような声掛けをすればよいかといった「マネジメントの姿勢」についても学ぶ機会になったと思います。
今回の振り返りは、 7月13日(日)に予定されているオープンキャンパスにしっかりと活かしていきます。パワーアップした学生たちが、皆様をお迎えいたしますので、始めての方はもちろんのこと2回目の方も、ぜひお越しください。(担当:尾崎 拓、三好 智子)

