ー社会実践実習Ⅰの現場レポートvol. 4ー
学生たちのプロジェクトは、学科の正式に承認され、「よりよいオープンキャンパス」の実現に向けた具体的な取り組みを話しながら検討しています。
プロジェクトを指導するのは、実社会で豊富な経験をもつ実務家教員です。今回は学生たちに、「プロジェクトを具体的に計画・実行すること」と、「手段の議論に終始せず、目的を見失わないこと」という、実践的かつ本質的な課題が提示されています。
学生たちは、「このプロジェクトで本当に達成したいことは何か」「オープンキャンパスに来場される方々に、価値ある体験を届けられるのか」という根本的な問いを大切にしながら、着実に準備を進めています。
この態度は、心理学科における学びー臨床心理学の技法や理論を学びつつ、実際のクライアントにとって「本当に役に立つ」専門家を目指す態度ーとも重なります。プロジェクト活動を通して、学生たちは自らの学びを実践とつなげ、他者に貢献する姿勢を育んでいます。(担当:尾崎 拓)

