自分たちのプロジェクトが審査される! 

ー社会実践実習Ⅰの現場レポートvol. 3ー

社会実践実習Ⅰは、実社会で役立つプロジェクトマネジメントの技術を身につけることを目的とした、プロジェクトベースドラーニング型の授業です。この実習は、大学で学ぶだけでなく、実際に“やってみる”ことを大切にしています。今年度は「よりよいオープンキャンパスの開発」というテーマに、学生たちが企画・運営に挑戦しています。

このプロジェクトは、心理学科のオープンキャンパス全体の取り組みにも関わるため、単なる学生のアイデアにとどまらず、組織としての承認・決裁が求められます。実社会さながらのこのプロセスに、今回、学生たちが挑戦しました。

学生たちは、プロジェクト実施の承認を得るため、自ら作成したプロジェクト憲章を審査員の教員にプレゼンテーションしました。プレゼンでは、スコープや計画の内容に対して多くの質問が寄せられましたが、学生たちは一つひとつの質問に丁寧に対応し、教員たちとの活発な対話が展開されました。時には新しい発想に教員が食いつく場面もあれば、現実的な課題が浮かび上がる場面もありました。現実的な課題に直面することで、企画をさらに深めるきっかけにもなりました。

果たして、このプロジェクトに「実施許可」は下りるのか?今後の展開に注目です。(担当:尾崎 拓)