前期 心理実習指導の最後の授業で、5月~6月の期間に行った参加実習についてふりかえり発表を行いました。公認心理師資格を目指す4年生は、認定こども園、保育所、小中学校にそれぞれ分かれて心理実習に行き、3年生までに学んできた座学やロールプレイなどの実践を活かして、各自で実習目標を立て現場に臨んでいきました。ふりかえり発表では心理実習を経験した多くの学生が、子どもや生徒たちと「関わりながらの観察」の難しさや1人1人の心理状態を多角的に捉える視点について体験的に学び理解を深めていました。また、施設や学校内に携わっている保育者や教職員間の連携を知ることによって、心理師としてどのように介入したらよいのか考えるきっかけとなっていました。
4年生は、今回が初めての心理実習で緊張や不安を抱えていましたが、実習が終わる頃には達成感や充実感に溢れていたことから、有意義な実習だったと思います。
皆さん、前期の心理実習お疲れ様でした。今回の得た経験や知識を活かして後期の見学実習に挑んでください。
心理実習指導 担当教員